特別企画
3月3日は桃の節句・ひな祭り。女の子の健やかな成長を祈る節句です。 女の子のいるご家庭では定番のイベントですが、ひな祭りの過ごし方や習慣はご家庭によって違うはず。 そこで今回は、姉妹がいらっしゃる女性社員3名に「わたしのひな祭り」と題して、ひな祭りの思い出や過ごし方をご紹介いただきます。 あなたのご家庭はいかがですか?
みんな笑顔の素敵な日 管理部管理課 長田亜沙美 「ひな祭り」という響きだけで女の子は嬉しい気持ち、笑顔になりませんか?子供の頃からお手伝いが苦手な私でしたが、雛人形の飾りつけは喜んで手伝っていました。箱の中から出した時、雛人形さん達が「にこっ」と微笑んでくれているようで。 小さい頃の私は雛人形に向かって、毎朝「おはよう」「いってきます」、夜には「ただいま」「おやすみなさい」と挨拶を欠かさなかったそうです。私にもそんな可愛い時期があったみたいですね(笑)。そして、雛人形を片付ける日になると、今でも寂しい気持ちになりますね。箱の中に入れて「ごめんね」と謝りながら、「また来年会おうね」と約束を交わしていたのを覚えています。 ひな祭りの日は夕飯もご馳走で、チラシ寿司にから揚げ…!!私の好きな食べ物がずらりと目の前に。この日はみんな笑顔になる素敵な日で大好きでした。お雛様、お内裏様、お母さんに感謝ですね。
自分のお雛様が一番 生産管理室 島倉 希 私の家ではひな人形を飾ると、毎日、毎食、ご飯を持ってお雛様にお参りに行きます。友人にこのことを話すと、「うちでは普通しないよ」と言われ驚きました。そこで祖母に尋ねてみたところ、毎日お参りすると、気立ての優しい女性になれるのだそうです。お参りを忘れてしまうことも多いのですが、祖母の言葉を信じて続けていこうと思います。 どの女の子に聞いても、みんなそれぞれ自分のお雛様が一番かわいいと言います。もちろん私も、自分のお雛様がほかのものよりも一番かわいいと思っています。昔から大事に接するから不思議と愛着がわくのでしょうね。 ひな祭り当日には、家族そろってお雛様の前でごちそうを食べるのが習慣となっています。メニューは決まって、ちらし寿司か手巻き寿司です。私が小さかった頃は料理上手な母が、“ちらし寿司ケーキ”(!)を作ってくれたときもありました。ホールケーキ型のちらし寿司の上に、ゆで卵でかたどったお雛様とお内裏様をデコレーションしてあるのです。私も将来こんなかわいいちらし寿司を作れるようなお母さんになりたいと思っています。
祖母のお手製で愛着 総務部総務課 水野真理 小さい頃、ひな祭りといえば、女の子だけの特別なイベントであることは何となく分かっていて、何だか嬉しい日だと感じていたことを覚えています。 我が家は女ばかりの姉妹ということもあり、ひな祭りが近づくと毎年、できるだけみんなでひな壇を出して飾り付けをします。小さい頃は3月3日に“ちらし寿司”を作ってひな壇の前で、家族みんなで食事をしました。 ちなみに、うちのひな飾りは他の家とは少し変わっています。それは、祖母の手作りなんです。昔祖母が、母の成長を願って作ったもので、代々受け継がれているのです。その雛人形一つ一つが、とても綺麗な着物を着ていて、特にお雛様は小さい頃の私にとって憧れであったように思います。 今年もひな壇を出すと母が言うので、私も一緒に手伝いました。やはり、今見ても綺麗で、おばあちゃんの手作りだと思うと、余計に大切に思います。昔も今も何だか嬉しくなってしまうのは変わりません。これからも、この思い入れのある雛飾りを代々受け継いでいきたいと思います。