孫は宝
製造部製鋼課 ハンドルネーム 馬鹿爺(60代・男性)
私には6歳になる双子の男の子の孫がいます。今年“ピカピカの1年生”になります。この歳になるまで人生の色んな楽しみを味わってきましたが、中でも孫たちと触れ合った時間が、一番楽しく嬉しい時間ではなかったか、と感じています。 娘からお腹の子供が双子だと聞かされたときは、“さぞ大変だろうな〜”としか思わなかったのですが、いざ生まれてから我が家に来たら、大変どころではなかったですね。私は夜勤ですから、勤務日はなかなか孫たちと一緒に過ごす時間が取れません。その分、休日の夜は私が、孫と添い寝してオムツ交換やらミルクを飲ませたりして、娘と妻の負担を少しでも軽減していました。 “這えば立て、立てば歩めの親心”ではありませんが、“目に入れても痛くない爺心”で、1歳になりよちよち歩き出すと、これはもう動くおもちゃで、どちらが子供か分からないくらいに、タタミや床を転げまわりました。 負けっぷりに一苦労 2歳になると今度は自宅近くの公園や、会社の近くの海王丸パーク、新港の森公園に連れて行くのが休日の日課になりました。 3歳になると保育園まで迎えに行き、自転車に乗せたり近くの公園に連れて行ったりして、夜、2人を風呂に入れてから、近くの我が家に帰る日々でした。 保育園の運動会には必ず行きます。孫と大玉転がしをするのが爺婆の楽しみです。双子なので妻と孫の取り合いにはならないので、このへんは安心です。 最近では、孫と相撲をするのも楽しみの一つです。わざとらしくない負けっぷりが一苦労です、喜ぶ顔がみたくて…。 この4月に1年生になったら何を覚えたいかと2人に尋ねると、長男は割り算を覚えたいと言い、次男は縄跳びをしたいと言いました。長男の割り算を覚えたいとの言葉にはビックリしました。簡単な二桁の掛け算なら暗算でできるので、割り算は難しいから覚えたいとのことでした。 2人は二卵性なので、顔も性格もまるで違います。2人はよくおしゃべりします。一日中話していたりします。よくもまぁ、これだけおしゃべりできるものだと感心しています。 あと何年孫と遊べるか分かりませんが、体力面での老化防止はもちろん、精神的な若返りに多いに貢献してくれている2人の孫に感謝して、馬鹿爺を楽しみたいと思っています。