初めての子育て
製造部製鋼課 ハンドルネーム 男の恩返し(20代・前半)
去年8月に娘が生まれた。私たち夫婦にとって初めての子どもだ。この一年、日々何かしら成長が目に見え、その速さに驚いている。 この春ごろからは、離乳食を卒業し、私たちの食事とほぼ同じ物が食べられるようになった。目の前に食べ物を差し出すと、あ〜ん、と口をあけてうれしそうに食べる表情がたまらない。日に日に表情が豊かになっていく。1か月くらい前から、つかまり立ちができるようになり、つい最近は何もつかまらずに何歩か歩けるようになった。新しいことが出来るようになると自分でもうれしいらしく、声をあげて喜ぶ。単語レベルではあるが、「ママ」から始まって言葉も話せるようになってきている。 小さい頃からたくさんのことを体験させたいとの思いで、妻と二人でガイドブックをみながら出かけている。先日も、のとじま水族館に親子3人で行ってきた。娘には水族館にいる魚や動物達のことはさすがに分からないだろうと思ったが、初めてみる光景に目を見開き、テンションは高かった。とくに最近できた水槽では、いろんな種類の魚を360度見渡すことができ、これまでにない笑顔を見ることができた。イルカショーやゴーカートなど、娘の笑顔いっぱいの写真を撮りまくったのはいうまでもない。 そしてもうすぐ1歳の誕生日。プレゼントを何にしようか決めかねている。“楽しみながら脳の発育に役に立つようなおもちゃ”なんていうのが有力候補だが、期待しすぎ? 両家族で旅行を計画 子供が生まれてまもなく、3人でアパート暮らしを始めた。私も妻も共働きなので、日中は保育所に預けている。妻の仕事が遅くなると、迎えに行けなかったりする。そんなとき助けてくれるのが、私たちの母や祖母だ。母は娘の体調が悪くなったときなどはずっと看病をしてくれた。また、とくに妻の祖母は、“ひ孫のためなら”と保育所へのお迎えはもちろん、その後の子守や食事の世話、散歩にも連れて行ってくれる。本当にありがたく感謝している。 自分が親になってみてあらためて、親のありがたみを感じる。私の実家は梨を栽培していて、毎年市場へ出荷している。母も梨作りをしながら、家事をして、子育てもしていたわけで、今考えるとすごい。 一方、妻にも負担をかけている。3人暮らしになってから、家事はほとんどやってもらっている。勤めてもいるのに大変だと思う。皆に感謝だ。 感謝の意味も込めて、私と妻の家族と私たち親子そろって、温泉旅行にでも行きたいと思っているが、皆のスケジュールが合わずなかなか実現できていない。恩返しの意味で、早く実現させたい。