コレに注目!
9月29日「クリーニングの日」
中央クリーニング ハンドルネーム クリーニング師(60代・男性)
私たち中央クリーニングは、5年前から、大谷製鉄の厚生施設「厚生棟」1階にあるクリーニング店で、社員の皆さんの作業着のクリーニング作業を行っています。 この施設の1階には24時間入れる浴場があり、一日の作業を終えて風呂を浴びて帰る際に、着ていた作業着を脱衣場とクリーニング店との境に設置してあるカゴに入れておくことになっています。 とかく作業着に汚れは付き物。汚れの程度によって、3種類に分けて洗濯をしています。 洗濯に取り掛かる前に、ポケットの中を確認すると、たまにボールペン、メモ帳、工具など仕事がらみのものからお金、ハンコ、携帯電話などの貴重品まで入っていることがあります。不思議なのはメガネが入っていること。無事に帰宅できたかしら、と少し心配になります。名札を確認して後日、ご本人にお返ししています。 皆さんの声を励みに クリーニング店で洗濯した作業着は乾燥したあと、プレスでアイロン仕上げをし、名札で作業服上下を合わせて、棚におさめます。 社員の皆さんと時々話す機会がありますが、私達がクリーニングに入る以前は、作業着を家に持って帰って洗濯していたそうです。「油で汚れた作業着は、家族の洗濯物と一緒に洗うわけにはいかず、カミさんやお袋に苦労させていたよ」とおっしゃる方もおられました。 顔を合わせるたびに、多くの社員の皆さんが「いつもきれいにしてもらって、ありがとう」と言って下さるのが、気持ち良く仕事が出来る、何よりの励みになっています。 作業服の汚れの強さは、社員の皆さんの仕事に対する想いの強さの表れだと思い、私たちもその気持ちに負けないよう、きれいに、きれいに汚れを落として、皆さんが毎日気持ちよく仕事出来るように、作業服を仕上げています。