年の暮れに思う
業務部製品発送課 ハンドルネーム 招福(50代・男性)
12月になり、今年も残すところわずかになりました。皆さん、一年を振り返ってみてどうだったでしょうか?満足な一年でしたか?それともあまりよくない一年でしたか? 私自身、母の入退院、母の介護・看病において大勢の人にご面倒をおかけしました。高岡市民病院の医師・看護師の方々、ヘルパーの方々には感謝の気持ちで一杯です。母の死後、諸々の手続きにも戸惑い、四十九日も無事終わった8月頃日々の生活にも少しずつ落ち着きを取り戻してきました。 今年一年自分自身振り返りますと、もう少し母親に対して献身的に接することができなかったものかと反省の日々が多かった一年でした。満足とも不満足とも言えず、自分にとって大変考えさせられた一年だったと思っています。 人生は一日一日の繰り返しなので、いきなりおとぎ話のような“運命の転換”など到底あり得ないということは十分わかっています。ささやかでもよいから少しでもよいことがあるように祈るばかりです。 除夜の鐘を聞きながら 日本の年越しに欠かせないのが除夜の鐘。欧米では、広場に大勢が集まって新年を祝うカウントダウンを盛大にしているようですが、日本人としては、静寂な中にしみわたるように響く鐘の音を聞きながら過ごせれば良いなと考えています。京都では、清水寺、高台寺など一般客が除夜の鐘をつける寺が結構あるみたいですよ。 どこからか響く鐘の音を聞きながら静かに年を越すもよし、寺に赴いて自ら鐘をつき煩悩を払うもよし。今年一年を振り返り、来年笑って過ごせる時間が多くなるよう祈りたいです。