先日、友人と一緒に富山県水墨美術館で開催された「徳川美術館展」に行ってきました。徳川美術館は愛知県にあり、巡業するのは珍しいことなんだそうです。なんでも、富山県には徳川家ファンが多いらしく、富山での開催が決まったとも聞きました。めったに見られないものが見られるという好奇心から、美術展好きの友人を誘って行ってきました。

　昔は、今のようにあまり出歩くほうではありませんでした。けれど、娘や息子ももう独り立ちして手がかからなくなったので、以前よりは自分の時間が増えました。そこで、家にばかりいても退屈なので、友人を誘って外出するようになりました。
　出かけるのは今回のような美術展が多い気がします。美術品に詳しいというわけではありませんが、水墨画や淡い色合いの日本画などを見るのは好きです。眺めているだけで心が和むし、自分への栄養補給にもなる気がします。

めったにない「お出かけ」の場

　友人と出かけるときはだいたい午前中に展覧会に行って、その後ランチをして近況を語り合います。私にとってはめったにない「お出かけ」の場であり、おしゃれにも余念がありません。友人はおしゃれ好きが多く、私も触発されておしゃれを頑張っています。娘に意見をもらい、最近のトレンドを取り入れるよう心がけるようになりました。
　
　こうやってたまに外出して誰かに会ったり、芸術品に触れたりすることで、最近自分の生活にメリハリが出たように感じています。友人に触発されることや生活に張り合いがあることで、なんだか若々しい気分になり、さらなる好奇心や意欲につながっていると思います。
　いつまでも若々しくあるために、この気持ちは持ち続けたいと思います。