コレに注目!
趣味の世界
技術部 ハンドルネーム 四つ葉じいちゃん(60代・男性)
私はマニアックだとよく言われます。自分でも納得しているところがあり、今回は50歳代の約10年間にのめり込んだ、思いっ切りマニアックな趣味を恥を忍んで紹介します。 とある日、近くの公園に散歩に出た時、クローバー畑で休憩していたら、四つ葉のクローバーを見つけました。その気になって探すと次々と見付かり、約20枚の収穫がありました。 それからも機会があれば四つ葉を探すようになり、初めはただ押し花にしてその数が多くなることだけで満足していましたが、そのうち四つ葉を何とか世に出してやりたいと思うようになりました。 先ず定番の栞作りから始め、最後は写真のように額に入れてみました。そこに到るまでは試行錯誤の繰り返しで、とある押し花グッズコーナーに何度も通ったものですが、周りは女性ばかりで、きっと胡散臭い変なおじさんと思われていたと思います。 額作りは最終段階であり、何はともあれ素材の四つ葉を集めなければ始まりません。実は私は四つ葉探しの名人です。クローバーが群生している中から四つ葉を探し出すのには、あちこち目を動かすのもダメ、じっと一点を集中して見るのもダメ!目をゆっくりと左右に動かしていくと、アレ?と感じるところに四つ葉が見付かります。動体視力や集中力ではなく、一種の画像処理のように探すのがコツなのです。 四つ葉のおひたしのできあがり?! ただ・・未だに解決策がなく悩んでいることがあります。額に入れる前には、板状の乾燥剤を一緒にラミネートしていますが、どうしても葉の緑色が2〜3年で色あせてしまいます。葉緑素の展着剤の溶液で10分間煮沸しなさいというので、試してみたら四つ葉のおひたしが出来てしまい、とうとうギブアップして、しばらくは額の製作を中断していました。 しかし最近、密閉型の額が存在することを知り、また寝た児が起きつつあります。家族を含め周りにも認知してくれる人は殆どいませんが、こうなりゃ最後までマニアック道に徹してやろうと思っています。 おじいさんのどうしようもない、つまらないお話しでした。
ご本人の作品(クリックすると拡大します)