行楽の秋
製造部製鋼課 ハンドルネーム OYAKATASAMA(30代・男性)
8月の末にできた3連休。一人でどう過ごすか考えていたときに、ふとテーブルの上をみて服屋のダイレクトメールの「秋物入荷」の文字が目に留まりました。そういえば、去年の秋は名古屋へ買い物に行きましたっけ。ということで3連休の予定は、去年と同じルートで、名古屋、山梨を巡る一泊二日の旅をすることにしました。 1日目は朝9時ごろ“キメキメ”の格好で富山を出発し名古屋へ。あちらのお店はだいたい11時開店なので、着く頃にはいい時間でしょう。約3時間のドライブの末に着いた名古屋の滞在時間は、たった1時間だけ。限られた時間の中で物欲を満たし、山梨へ向かいます。さて、ここから再び3時間のドライブ。運転しっぱなしは正直しんどいものがありました…。 山梨まであと少しのところでしたが、一旦、諏訪湖サービスエリアで一服しました。このサービスエリアから諏訪湖を眺めることができるんです。去年の秋に立ち寄った際も夕暮れ時の湖畔がとても綺麗でした。この日は夏真っ盛りで、湖畔での花火大会の告知が出ていました。聞けば、花火大会当日はサービスエリア内どころか、高速道路まで渋滞になるくらいに見物客で一杯になるんだとか。一人で花火は無いなぁ、でも綺麗なものは見てみたい!と思いながら、急ぎ早に目的地へ向かいます。 息抜きのカタチは人それぞれ 山梨に着く頃にはへとへとで宿を選り好みする気にもなれず、前回と同じ小さな温泉郷の宿へ。部屋で落ち着いた後、一人で温泉街を散策します。川のせせらぎが絶えず聞こえる薄暗い街のなかで一人、というのはちょっと物悲しい雰囲気。けれど、誰も知らない、右も左もわからない土地で感じるこの寂寥感は嫌いじゃないです。暗い?いやいや、常に他人とつながりを持った時代に、こういう息抜きのカタチも必要ですよ? 翌日は朝8時に宿を出発です。山梨大学に通うであろう大学生達を横目に軽い坂を進みます。その先に武田信玄公の居住跡地に建てられた武田神社があります。8時半から神社の宮司さんや巫女さんがお祈りをする姿を見て、神々しくて綺麗だなぁ、と感心しました。そういえば去年訪れたときに、ジョギング中に鳥居前で一礼してまた走っていった律儀なおじさんを思い出しました。あの信仰心の篤いおじさんは今もお元気でしょうか。 帰りは海を横目に車を走らせます。忘れてはいけないのが信州のサービスエリアで購入できる銘菓「白樺の大地」。これが本当に美味いんです。土産用と来客用と自分用に購入していざ富山へ!(帰宅後すべて美味しくいただきました) きっと来年もまた来るんだろうなぁ。去年は紅葉、今年は夏真っ盛り、次は春でしょうか?皆様もドライブがてら秋の信州めぐりなんていかがでしょうか?