特別企画
年賀状を書くシーズンになりました。今年はどんなデザインにしよう?と今から考えておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。 今回は、記憶に残るこだわりの年賀状作成のエピソードを、社員の方2名にご紹介いただきました。個性あふれる作成エピソードをお楽しみください。
“おたまじゃくし年賀状”が優秀賞
生産管理室 ハンドルネーム カエルの王女様(女性)
私が小学校の頃の話ですが、毎年冬休みの宿題の1つに、年賀状コンテストへの応募作品作りがありました。ちょうど12年前の巳年の冬休み、ゴム版画で作品を作ることにしました。私は子供ながらに一生懸命ゴム版画を掘り、年賀状にきれいに刷り上げました。しかし、出来上がったものを家族に見せると、みんなが口をそろえて言ったのです。「それ、巳じゃなくておたまじゃくしに見えるね」と。 家族みんなにバカにされて、そのゴム版画の年賀状を学校に持っていくのも恥ずかしくなったことを覚えています。しかし作り直す時間もなく、宿題を出さないわけにもいかないので、仕方なくそのまま提出しました。その数か月後にコンテストの結果が出たのですが、私の“おたまじゃくし年賀状”が賞をもらっていたのです。 それ以来版画の年賀状は作っていませんが、今年は昔を思い出し、消しゴムはんこの手作り年賀状に挑戦してみようかと思います。
年賀状に自慢の愛車を!
業務部製品発送課 ハンドルネーム 愛車lover(40代・男性)
最近では、年賀状を作るソフトが市販されており、家庭で綺麗な年賀状が簡単に作れるようになりました。少し前は、プリントゴッコが主流で、一枚一枚時間をかけてはがきにプリントしていたことを憶えています。 さて、結婚した年や子供が生まれた年には、よく写真付きの年賀状を贈ることがありませんか?私も一時期、写真付きの年賀状に凝っていたときがあります。写真にするのは、なんと愛車!18〜19歳の頃、買いたてのトヨタ車をピカピカに洗車して、朝陽や立山連峰をバックに激写し、ベストショットをはがきに掲載していました。今思えば一種の自慢だったように思います。 自分の愛車を年賀状のデザインにするなんて人は珍しいと思いますが、定型デザインのものばかりではなく、自分のオリジナリティーあふれる年賀状を贈れば、人目をひいて面白がってくれる相手もいるかもしれませんよ。