編集後記
編集部 かほり
この時期、夜帰宅して車から降り、車庫のシャッターを閉めようとしてふと空を見上げると、驚くほど沢山の星が輝いていることがあり、いくら辺り一帯ネオンもない真っ暗な場所といえども、平地でここまで満天の星空が拝めるものか、としばらく固まってしまうことがあります。時には知っている星の並びを見つけようと、上を向いたまま数分その場に立ち尽くしていることもあります。 とっさに「カメラ…」と思うのですが、そんなときに限ってカメラを持ち合わせていないのです。携帯電話のカメラ機能では写りませんし、例えカメラがあっても三脚がないと星空は上手に撮れません。とはいえ、わざわざ家から三脚を持ってきて設置して、とひと手間かける気力は起こらず、結局目に焼き付けたつもりで家に入ってしまいます。 これからしばらくは梅雨空が続き、きれいな星空をみることはなかなか難しいのでしょうか。梅雨明けの夏の夜空が今から楽しみです。