ツバメの親子
製造部製鋼課 ハンドルネーム リアル・スワローズ・サポーター (30代・男性)
我が家の車庫の天井にはいくつものツバメの巣があり、毎年この季節にツバメが子育てのため帰ってきます。今年は二組の親子が巣に入り、親ツバメが雛のために一生懸命エサを運んでいました。 ツバメの生態について調べてみたところ、ツバメは冬の間、気候が温暖な東南アジアの島々やオーストラリア北部で過ごし、海を越えて日本に帰ってくるそうです。我が家の車庫には代々の巣が5個ほどあるので、ツバメは一から巣を作る必要もなく、傷みの少ない巣や、大きな巣を好きなように選んだりできるので、手っ取り早いのでしょうか、毎年車庫でツバメが子育てし、車庫中に雛の鳴き声が響き渡っているのが我が家では恒例となっています。 影ながらのサポートも恒例 彼等は年に2、3度4〜7月に繁殖を行うそうです。今年も孵化した3羽の雛が元気に大きな口を開け、親ツバメからエサを与えられていました。巣立つときにすぐ飛ばなければならないツバメは体力が必要なので、巣立つまでの3週間に準備をするようです。その間、ツバメの天敵であるカラスや猫から雛を守り、敵を追っ払うのはオスツバメの役割だそうです。私達も敵から雛を守る彼らを応援すべく、巣の下にブルーシートを張ったり(車の屋根にフンが落ちるのを防ぐためもあるが)、車庫の入口にビニール紐を張ったりと工夫し、元気に巣立っていってくれることを願い見守っています。雛が巣立つと、もう巣には戻らず、電線などにとまり親ツバメからエサをもらいながら実践訓練など受けているようです。 そして、また今年も二組のツバメの親子は巣立って行きました。車庫の天井もガランとして雛の親ツバメからエサをすがる鳴き声も聞こえず賑やかさがなくなり、寂しく感じられます。しかし、今回巣立った雛たちが大きく成長し、冬を越え、また我が家の車庫の巣に舞い戻って子育てに育み、元気な雛たちの鳴き声で車庫を賑やかにしてくれることを楽しみにしています。