7月2日「ノストラダムスの忌日」
技術部技術課 ハンドルネーム スマダートソン(20代・男性)
みなさんノストラダムスをご存知ですか? 7月2日は高名な預言者ノストラダムスの忌日ということで、予言について調べてみました。 「1999年7月、空から恐怖の大王が降りてきて、アンゴルモアの大王を蘇らせ、人類は滅亡するだろう。」 僕が小さい頃は、このテーマでよく特番が組まれるほど有名な予言でした。「1999年に人類滅亡するんだって、死ぬ前に何しよ?」「恐怖の大王って何?UFOとか降りてくるのかな?」なんて、当時小学生だった僕は友達とよく面白半分で話していました。結局、ご存知の通り、1999年に人類が滅亡するなんてことはなく、恐怖の大王も降りてきませんでした。 「恐怖の大王」の正体は… 実はノストラダムスの予言は、詩の形で残されており、受け手により如何様にも解釈できるものだったようです。実際に1999年の予言についても、原文では人類の滅亡については触れられておらず、「恐怖の大王」という表現から破局的事態に結びつける解釈に至ったということです。 ノストラダムスの予言だけでなく、人類の終末や、天変地異というのは数多くの文明や、人物によって予言されています。最近では2012年マヤ文明の予言です。マヤ文明では歴史は繰り返すという観念があり、用いられている暦が2012年の12月に1つの区切りを迎えることから終末がくると考えられていました。これは『2012』という映画にもなり話題となりました。また2013年11月末に接近する彗星「アイソン」が青い色をしていたら、ホピ族による世界終焉予言の予兆かもしれないという説も出ているようです。ここまでくると、「信じるか信じないかはあなた次第」の世界です。 今回予言について調べてみて、人類の終末や天変地異というのは確かに人の好奇心をかきたてるテーマだと感じました。けれど、ノストラダムスの予言のときだってあんな騒ぎだったのに、実際何も起こらず一年が過ぎてしまうと人の記憶からは忘れ去られ、今では「そんなこともあったね」程度の記憶しか残っていません。 最近ではネットに書き込まれたことが予言として騒がれるなんてこともあるようですが、確証も無い噂に一喜一憂せずにいたいと思います。