はじめてのタイ旅行
製造部資材課 ハンドルネーム 子煩悩パパ(60代・男性)
私には娘が二人います。小さな頃から手塩にかけて育ててきました。今はもう結婚してそれぞれの道を歩んでいますが、それでも私の子供たち。可愛いと思う親心は昔から変わりません。 姉と妹、昔から正反対と言ってもいいくらい性格が違いました。姉は子供の頃からとにかく活発で、学生の頃は水泳や陸上を頑張る子でした。練習なども一生懸命していたようで妻も送り迎えや弁当作りに励んでいました。とにかく意志の強い子で、大学を卒業してから一度は一般企業に就職したのですが、もっと勉強したいという思いがあったのでしょう、大学院に入り化学の分野で博士号を取得しました。 妹の方は、小さい頃はどちらかというとおしとやかな方で、心優しく、気遣いのできる子でした。銀行に就職し、手堅く仕事をしていましたが、空港の税関に勤めている男性と結婚し、今はタイ・バンコクに在住しています。バンコク赴任は彼のたっての希望だったようで、娘もタイ語を一生懸命勉強していたようです。 成長した娘の姿は頼もしく思えてなりません。けれど、もう独り立ちしているのに、いつまでたっても心配でしょうがないと思うのが親心だと思います。 11月末に、妹の家族に会いにバンコクへ行く予定です。なんでも、来年孫が小学生になるタイミングで娘と孫だけ帰国するかもしれないとのこと。その前にせっかくなので一度行ってみたいと思い、妻と出かけることを決心しました。バンコク旅行もですが、娘や孫の顔を久しぶりに見られるのが一番の楽しみです。