冬はボード・ライフ
製造部圧延課 ハンドルネーム 雪ん子(20代・男性)
スノーボードを初めて6年になります。12月中旬くらいから山に雪が積もりだすので、必ずゲレンデ情報を確認し、仲間と一緒に出かけます。毎シーズン、15〜16回は出かけます。 ボードを始めたのは、会社の仲間に誘われて行ったのがきっかけでした。スキーなら経験がありましたが(と言っても、小学校のスキー学校で滑っただけのレベル)、スノーボードは初めて。とは言っても、周りのみんなスイスイ滑っていますし、私自身、運動神経が悪い方ではなかったので、「ま、滑れるだろう」と、のん気に高を括っていました。 先輩たちに教わって、まずはボードを装着するところからでしたが、両足が固定されると、思ったより自由を奪われてしまいます。いざ滑ってみると、恐怖しかありませんでした。周りを見渡せば、女性もスイスイ滑っているのに…できない自分の姿に正直へこみました。 うなだれている私の横を、先輩方は雪を舞い上げながらかっこよく滑っていきます。その姿は見とれてしまうほど。数年後には私も!という思いで、先輩達に付いてスキー場に通いました。 その後、滑って「楽しい」と思えるまでには、時間はそうかかりませんでした。 身も心もほっかほか 富山県周辺には多くのスキー場があり、スノーボードは皆でワイワイ盛り上がれるので、冬のレジャーにはもってこいだと思います。ただし、雪山が舞台のスポーツのため、たまに自然の猛威には敵わないと感じることもあります。 昨年、長野県栂池のスキー場に行ったときのこと。まだ12月で、スキー場はオープンしたばかりの頃でした。いつものように仲間数名と車で行ったのですが、ゲレンデに着いて目に飛び込んできたのが、「強風のためリフト運転停止」の文字。せっかく時間をかけてはるばるやって来たのに、結局滑れず仕舞い、という非常に残念な思い出があります。 そんなときは、帰りに道の駅によって、ご当地グルメを楽しみます。栂池からの帰り道にも信州そばを皆で食べました。温かいそばが冷え切った身と心を温めてくれました。 今年もいよいよシーズンが始まります。今年の目標は、先輩方が格好良く滑る「カービング」を上達させること。エッジを使って滑るので、滑った跡に細いラインが綺麗に残ります。見た目にも格好良いカービングを上手に滑って、今年の冬を満喫したいと思います。