七五三
業務部営業課 ハンドルネーム エリンギゼリー(30代・男性)
先日、息子の5歳の七五三を祝いました。今日の日を迎えるにあたって、いろいろと一生懸命段取りをしてくれた妻に感謝しつつ、もう5歳になったのだと感慨深いものを感じました。 朝は比較的ゆっくりとしたスケジュールを組みました。午前中に妻の着物の着付けの為、美容院への送り迎えをしつつ、子供と遊ぶ余裕もありました。妻の着物姿に息子と二人で「きれいだね。」と言いながら、着物を着ていて食べられない妻を横目に、作ってくれていた昼食を子供とぱくぱく。「忙しいのにありがとう。」口に出して言いませんでしたが、心の中で感謝していました。 立派な袴着の息子に 午後からは子供が主役です。写真屋さんで七五三の由来である「袴着」を体現。紋付袴で外見を立派にしてもらい、家族写真を撮ってもらいました。よく考えると私だけがいつも通りのスーツ姿。楽だからいいのですが、それでもやはり今日のスーツは一味違いました。息子が無事に成長した事への感謝とこれからの幸せを願い、身が引き締まる思いでした。 撮った写真を選んでいると息子の本領発揮です。すぐに飽きてしまい、「早くしてよ。」攻撃で困らせられました。見た目は立派なのになぁと思いましたが、まだ5歳ですから、仕方がありません。何とか写真を選び終わり、神社へ出発。結婚式を挙げた神社だったので感慨もひとしお。今までのいろいろな事が走馬灯のように蘇りました。息子には、写真屋では困らせられましたが、神社では大人しく参拝しており、成長したものだなとしみじみと感じました。 記念に写真も撮り、夕方近くに無事お参りを終えることが出来ました。しかし、「無事終わったね。お祝いに何かいい物食べて帰ろうか。」と、みんなで話している最中、子供の懐刀が無い事に気付いたのです。子供の着物を18時までに返さないといけなかったのですが、あまり時間もありません。車の中で子供が気付いたのですが、いつ落としたかも分からないし、いつまであったかも覚えていない、妻とすごく焦りました。結局、神社に落ちており無事見つかったのですが、子供はしょんぼりした様子。失くし物に責任を感じているのかと思いきや、「いい物って何食べるの?」とぽつり。それが気になっていたのか…。 いや、ちゃんと自分の責任を感じられるまで成長しているはず。多分。