稲穂の成長とともに
技術部電気課 ハンドルネーム パパライス(30代・男性)
私の田んぼ歴も、今年で8年目となった。実家は、農業とは無縁の家だったので、小学生の時に田植え体験をした程度だったのだが、結婚してから、妻の実家で田んぼ作業の手伝いをさせてもらっているのだ。8年と言っても、お手伝い程度なので、ほぼド素人だが…(笑) 私は、田んぼ作業の中で、4月から始まる苗箱作り、GWには田植え、秋口に稲刈りなどを手伝っている。苗箱とは、稲の苗を成長させる為に種を蒔く箱の事である。皆さんも、田植え機で田植えをする際、ある程度大きくなった稲の苗を植えていくのを見たことがあると思う。車庫に機械を設置し、土を入れて育苗箱を作っていく。私は、種まきに備えて、出来上がった苗箱を積み上げていく担当なのだが、1回で550枚程作っており、最初はかなりの数量に驚いたものだ。 田植えは、GWの恒例行事だ。最初の頃は田植え機に乗ったこともなかったので、運転することから教わることとなった。今でも難しく、なかなかきれいに植える事ができない。田んぼを手伝いだしてから、行く先々にある周りの田んぼを見ては、綺麗に植えてあるなぁと、ついつい目がいくようになってしまった(笑)。これから秋の稲刈りの収穫まで、稲が成長して大きくなっていく様子を見ると嬉しくなってくる。自分で植えた田んぼなら尚更である。 私は、時間がある時しか行けないので、細かい作業はあまりやれないが、やらなくてはいけない事が山積みで、義父は本当にすごいなと尊敬している。 子供たちもデビューを飾る 今年から、私の子供たちも一緒にお手伝いし、田んぼデビューを飾った。楽しそうに作業をする姿を見て、良い体験が出来たと実感したし、自分が携わって出来たお米を食べて、ありがたみも感じてくれるかな?と、期待もしている。お義父さんも子供たちが加わった事で、いつもより嬉しそうに仕事をしているように見え、私も嬉しかった。秋の稲刈りも、子供たちと一緒に手伝いたいと思っている。 稲穂の成長のように、子供たちもどんどん成長していく。その中で、これからも貴重な体験をさせてやりたいと思う。そして、いろいろな事を一緒に共有できたらいいなと思っている。