よさこい
生産管理室 ハンドルネーム こまり(女性)
ここ数年、夏といえば「よさこい」。今年もよさこいの季節がやってきました。 四国、高知県のよさこい節をいろいろな形にアレンジした楽曲に合わせて楽しく踊るもので、全国で祭りが開催されています。私は、よさこいを始めて約4年、毎年熱い夏を過ごしています。8月は炎天下の中、富山市で行われる「よさこいとやま」に参加してきました。 ポイントをご紹介 よさこいに少しでも興味を持って頂ければと思い、こだわりポイントを紹介しようと思います。 @ テーマ 毎年、必ずテーマを設けてイメージを膨らませます。ちなみに、私達のチームの今年のテーマは「アマノウズメ」です。アマノウズメとは、天照大御神が天岩戸に隠れてしまったときに(天照大御神は太陽の神なので世界が闇に包まれたと言われている)天岩戸の前で踊った女神のことで、天照大御神が、その踊りを見るために岩戸から顔をのぞかせ、再び世界に光が戻ったという神話があります。つまり、楽しく踊ることは世界に光をもたらす!というのがテーマになっています。 A音楽 音楽制作会社に依頼して作っているチームがほとんどですが、私達のチームはメンバーの知人に作曲をしてもらっています。(時にはチームリーダーが作曲することもあります!)最初に曲のテーマ、イメージを伝え、作曲途中も話し合い、ここにタイミングを合わせる音を入れてほしい!とか、ここのイメージはもっと激しく!とか切磋琢磨しながら作り上げます。歌もメンバーが歌い録音します。 B振付 メンバーの振付担当者が作ります。私も振付担当に割り当てられており、力不足ですが振付をしています。隊列の移動の仕方、手足の振りから顔の向きまで自分達で考え、メンバー全員に伝えます。 C衣装 衣装も、デザインから製作まで全て自分達で行います。テーマに合ったデザインを考え、決まったデザインを元に、布選び、サンプル作成をして衣装が決定します。そしてメンバー全員分を手作りします。この製作部隊が一番大変かもしれません。演舞途中で衣装替えもするんですよ。 このように、ほとんどをメンバーで考え、1つの演舞を作り上げていきます。皆で作り上げた一曲を、ステージ上で披露できたときは、何とも言えない達成感と爽快感でいっぱいになります。 これから、いろいろな祭りやイベントなどでよさこいが踊る機会があります。各々、チームによってコンセプトが違う為、見ごたえもあるのではないかと思います。もし、よさこいを見る機会があれば、各チームこだわりのテーマ、それに合わせた音楽、振付、衣装などの1つ1つに注目して見ていただければ嬉しく思います。
よさこい富山2015 演舞風景より 撮影 庶務課 藤木