銭湯は癒しの場所
製造部圧延課 ハンドルネーム 昭和の思い出(40代・男性)
最近はすっかり朝晩の冷え込みを感じるようになってきました。 日中との寒暖の差に体調を崩しがちですが、うがい、手洗いなどの対策をしっかりと行い、風邪をひかないように心がけたいと思います。 ワンコインでリラックス効果抜群 私は、この時季になると、銭湯が恋しくなります。 ゆっくりと湯に浸かることで、体調が整えられるように感じるのです。家のお風呂でも疲れはとれますが、銭湯でゆっくりと湯につかると、湯成分に含まれる効能なのか、大きな湯船に入ることによってくつろげるからなのか、体調を整える効果が大きいと感じます。なので、休日は銭湯巡りをすることも多いです。いくつも露天風呂のある大きなスーパー銭湯もいいですが、やはり一番は、昔からある銭湯だと思います。ワンコインで入れますしね。 小さい頃はよく父親に連れていってもらいました。家のお風呂と違う独特な雰囲気や、手足を思いっきりのばして入る心地よさ、お客さん同士の気取らないコミュニケーションもまた楽しく、父親によくお願いしたものです。しかし、疲れをとりに銭湯へ行きたいと思う様な年齢になった今、近所の銭湯もいつの間にか無くなっており、ネットで調べてみると、富山市の銭湯は30ヵ所、富山県全体でも74ヵ所と数が減っているとのことで、すこし寂しい気もします。 やはり、昔ながらの銭湯の良いところは、番台があって、チケットを渡して暖簾を潜り、脱衣所の向かい側にある大きなお風呂と絵画…。風情がある昭和って感じですよね。それを落ち着くと感じるのは、初老だからなのでしょうか(笑)。 壁面に描かれている立山連邦などの絵画を見て湯に浸かっていると、リラックス出来て、ついつい長湯になってしまいます。リラックス効果は、精神安定、免疫力向上、疲労回復など、体調維持に効果があるといいます。思い返すと、ここ最近は風邪を引いてないように思います。 皆さんも、心も身体もリフレッシュできるお風呂巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。 数は減ってきていますが、この先も昔ながらの銭湯は残って欲しいと願っています。