2/22「猫の日」
そこで思い出したのが、数年前、うちの玄関に迷い込んできた子ねこのことです。保護したのですが3日後に死んでしまい、うちで葬式を出してやりました。その時の思いが蘇り、心配しましたが「奈々」はとても元気な子でした。よほどお腹がすいていたのでしょう。周りを威嚇しながらも、こちらが心配になるほどのすごい勢いでエサをたくさん食べました。ゲージの中で唸り声をあげたり威嚇したりと興奮状態が数日続きましたが、次第に落ち着いていきました。
こんな感じで、周りの子たちが何とか受け入れてくれるようになったのですが、「奈々」はおとなしい子ではありません。とにかく動くものには興味津々で、何にでも飛び掛かっていきます。お兄ちゃん猫やお姉ちゃん猫が、まったりしている時に、その尻尾がピクリと動くとすぐにお尻に飛び掛かっていくので、先輩猫から教育的指導を受けることも多いです。しかし、体格差をものともせずに反撃し追いかけっこが始まるのですが、ある日「奈々」は気づきました。自分にも尻尾があるということを。自分のしっぽを追いかけてぐるぐる回っている姿を見ていると自然に笑顔が出てきて癒されます。天真爛漫な性格の「奈々」が来てから、我が家の雰囲気が変わってきたように感じています。 <ページ先頭へ> |