子育て
財務経理部 ハンドルネーム のすけママ(女性)
2月は上の娘の誕生月ということで、初めてママになった時のことを綴ってみようと思います。 なかなか子供ができにくく、授かることができないことを歯がゆく思うこともありました。そんな中、夫と二人で「気分転換に伊勢神宮に行こう」ということになりました。もともと寺社巡りは好きで、あちこちの寺社仏閣に出かけており、日本の神社の中心であるこの場所に一度は行ってみたいなと思っていました。三重県に出かけたのがゴールデンウィークのこと。緑が青々として本当にきれいで、夫婦二人でゆっくりと伊勢の旅を楽しみました。子供を授かったことが分かったのはそのすぐあとのことでした。やっぱり伊勢神宮のパワーって凄いですね。 安定期になってもお腹の中の子供があまり動かず、大丈夫かなと心配になることもしばしば。ようやく産まれてきてくれたときには、ほっとして大泣きしてしまいました。
二人は“ライバル”?!
自分自身、それまで子供と触れ合うことがあまりありませんでしたから、産まれてからは分からないことの連続でした。「どうやって抱っこしたらいいんだろう?」「泣いたときにはどうしたらいいんだろう?」「どう世話したらいいんだろう?」常に育児の雑誌とにらめっこの毎日。(抱っこはもしかしたら夫のほうが上手だったかもしれません(笑))分からないことが出てきたら、母や幼稚園の先生など、その都度周りの人を捕まえてとにかく聞いて実践の繰り返し。“ポリシー”なんてものは全く無く、「お母さんってどうしたらいいんだろう?」と、分からないなりに一生懸命子育てをしているうちに、いつの間にか娘は大きくなっていきました。 そうこうしてあまり手がかからなくなった頃、下の娘が生まれました。(下の娘が生まれたのも、長女の出産のお礼参りとしてお伊勢さんに参拝したすぐ後のこと。やっぱり伊勢神宮はすごい場所です。)11学年離れた長女と次女は「ライバル」のような関係。二人とも私の気を引くのに必死です。長女が「今日テストでいい点取ったよ!見て見て!」と答案を見せに来ると、すかさず次女も「私も幼稚園で先生に褒められたよ!」と張り合います。下の娘と買い物に行き、次女の新しい服を買おうものなら長女は「ずるいー!」とプンプンの顔。そんな二人ですが、長女は次女の着替えを手伝ってくれたり、忙しい朝にいつの間にか朝ごはんを作ってくれたり、夜は寝かしつけてくれたりと、ちゃあ〜んと「お姉ちゃん」してくれています。大きくなったなぁと、ふとした時に成長を感じ、胸が熱くなります。 そんな長女も来年高校を卒業します。大学進学か、就職か、まだ本人は迷っているようですが、これからの人生、後悔の無いようにしっかりと自分で切り拓いてほしいと思っています。遠くに行くという話は今のところは出ていませんが、一人暮らしなんて始めたら…お母さん寂しくなっちゃうな(笑)