6月6日は楽器の日ということで、私が今まで演奏したことのある3つの楽器についてご紹介しようと思います。

　一つ目はユーフォニアム（ユーフォニウム）です。ユーフォニアムというのは金管楽器の一種で、チューバに似た形をしています。小学校高学年の頃、地域での発表会に向けてみんなでそれぞれ楽器を練習する鼓笛隊という活動がありました。曲のメインを張るトランペットやトロンボーンが人気ななか、私は低音パート担当の、小学生にはちょっと重いユーフォニアムを選びました。選んだ理由を全く覚えていないくらい興味がなかったのですが、先生から「あなたなら丁寧に使ってくれそうだね」と、新品ピカピカのユーフォニアムを任せて頂いてからやる気に満ち溢れ、毎朝早くから練習しに行ったのは良い思い出です。お金に余裕が出来たら、自分で買って海辺で吹くのも楽しそうかもと最近思っています。

　二つ目はドラムです。始めたのは大学に入ってからで、きっかけは仲の良い音楽好きの友達が、お遊びで「バンドやろうよ」と誘ってくれたことです。最初の頃はリズムが全く取れない上にすぐに腕やおしりが痛くなって大変でしたが、1曲通しで演奏できた時が最高に気持ち良かったので、楽しく練習を続けられました。今でもその友達と集まった時はスタジオに遊びに行ったりするので、一緒に演奏できるよう定期的に叩きに行きたいと思います。

実は理論に基づいていた！

　三つ目はピアノです。始めたのはほんの2か月前で、それまでは全く弾いたことがありませんでした。突然始めようと思ったきっかけは、バンド仲間と電話していた時に、今まで主旋律を右手で弾いて左手はその曲に合った感じで適当に叩いているだけだと思っていたのが、実際には左手も理論に基づいて音の組み合わせを作っていると教えてもらったことです。お遊びとはいえ、バンドをやっていたくせにコードのことも全く知らなかったくらい他の楽器に無頓着だったのはお恥ずかしい限りですが、私にとってはとても衝撃的なことで、一気にピアノに興味を持ち始めました。今は引っ越しと同時に電子ピアノを買って、少しずつ練習しているところです。ピアノの良いところは1人でも曲を演奏できるところだと感じています。いつか会社のピアノで1曲弾くことを目標に頑張ろうと思います。