11月15日「七五三」
営業部製品発送課 ハンドルネーム アイル ユア ナウ(30代・男性)
わが家には、9歳の長男、6歳の長女、2歳の次女という3人の子供がいます。そろそろ長女と次女が同時に七五三だなぁ、という認識はあったのですが、いま6歳と2歳なので、来年だと思っていました。でも、七五三のお参りは数えの年齢で行くものなのですね。危うく行き過ごすところでした。 改めて、七五三のお参りってどうして行くんだろう?と疑問に思い、少し調べてみることにしました。 諸説あるようですが、平安時代に宮中で行われていた儀式が七五三の由来のようです。昔は今のように医療も発達しておらず、衛生面も良くなかったため、子どもの死亡率がとても高くて「7歳までは神の子」と言われていたのだとか。なので、子供が無事に育つことは親にとってとても喜ばしいことで、3歳・5歳・7歳の節目に、神様に感謝してお祝いをしたことが七五三のはじまりなのだそうです。 5年前、長男と長女も同時に七五三のお参りに行きました。当時4歳の長男は元気よく活発で、反面、お手伝いなどはあまりしてくれない「ヤンチャ」な性格。それに対して、長女はお手伝いもちゃんとしてくれて、親の言うことをよく聞く良い子。なので長女のことはあまり心配していませんでしたが、長男がちゃんとお参りに行ってくれるか、内心ヒヤヒヤしていました。
裏切られました!
まずは二人を着物に着替えさせ、近所の八幡さまでお参り。写真が趣味の妻のお母さんが、きれいにスナップ写真を撮ってくれました。そしてそのまま写真屋さんへ。どんなトラブルが起こるのかと心配していましたが、辰年だったため竜の着物を着せた長男は終始ノリノリ。カメラマンさんの盛り上げにまんまと乗せられ、刀を構えて決めポーズ。笑顔満載の写真撮影となり、妻と二人で胸をなでおろしていました。もちろん長女は、扇子を広げたり顔を傾けたりと可愛い着物姿でニコニコスマイル。いい意味で僕の予想は裏切られ、嬉しい一日となりました。 さて今年、長女と次女とでお参りに行き、同じように写真を撮りに行くわけですが、次女は長男とよく似た活発なおてんばタイプ。体を動かすのが好きで、私にキックしてくることもしばしば。怒られてもアッカンベーをして逃げていきます。果たしてどんな一日になるのでしょう。おそらく、面倒見のいいしっかりタイプの長女が、うまく「お姉ちゃん」してくれる…と信じています。