編集後記
Webサイト管理人 riverbook
4月の育児放棄による事件のニュースを見ていた父が、母の生前、私が小さい頃のことを思い出して話してくれました。食事中に突然泣き叫ぶ私に、父が困ったものの、母は私の泣き声でどんなことがあったのかが判ったかの様に、色々語りかけるうちに、私が静かになったという話でした。 母は体が弱かったのですが、私が幼稚園に入園することが決まったときに、また働きに出られることを楽しみにしていました。しかし入園数日前に急性心不全で亡くなりました。きっとこれからの新しい生活を思っていたことに違いありません。 その後、父が働きながら姉と私を育ててくれて、今まで立派にしてくれたのも母の生前の思いがあったからこそだと思います。 いままでに生きてきた中で何度もくじけそうになった時、見守ってくれていた家族がいたこと、そしてこれからも支えてくれる家族に、みなさんも今一度「ありがとう」を伝えてみませんか。