年賀状にかける思い
管理課 ハンドルネーム カントリー親父
毎年11月にもなると、年賀はがき購入依頼が郵政がらみの友人からくるため、「もうそんな時期がきたのか」と、1年の過ぎる早さに驚いています。 年賀状の準備はかなり早めに手配をして、やる気は満々なのですが書きあがるのは何故か、年末ぎりぎりになり、周囲の冷たい目を感じています。 子供が小さかった頃には、子供の写真を使ってあいさつ文などを添えたりして、それなりに力を入れていました。最近は子供が大きくなった為、プリントごっこで、出来合いのイラストなどをあしらったり、市販のスタンプを使って家族が作るものを使わせてもらって、いつもありきたりのものしか出しておらず、毎年年賀状を書きながら「来年こそは何か工夫を…」と考え、反省しています。そのくせ送られてくる年賀状はこたつでお屠蘇を飲みながら、一枚一枚ゆっくり見て、送り主の顔を思い出すのを、お正月の楽しみにしています。 気持ちの伝わる、年一回の近況報告 その中で毎年、特に楽しみにしている一枚があります。以前、若い頃同じ職場で働いていて、プライベートでも一緒によく遊んでいた同じ年の親友からの年賀状がそれです。彼は東北地方の出身でしたが、結婚を機に親の会社を継ぐため退職し、故郷へ帰ってからは、父親から引き継いだ会社の事業を、ますます伸ばして活躍しているようです。 普段彼が多忙なため、なかなか連絡がとりづらいですが、年賀状は毎年、丁寧な近況報告とこちらを気遣うメッセージを書いてきてくれ、毎年嬉しくかつ懐かしく読んでいます。 決して凝ったイラストや版画があるわけでもないのですが、気持ちの伝わる年賀状に、「今年も自分なりに精一杯頑張ろう」と気持ちを新たにすることが出来るのです。 今年は、自分も大きく生活環境が変わり、心機一転、新しい年の初めにあたっての自分の決意や気持ちが伝わる年賀状を出したいと思っています。