苦手な雪から、親しむ雪に
圧延課 ハンドルネーム 家庭温暖化(30代前半・男性)
私は冬があまり好きではありません。車を運転するようになってからは、特に冬がきらいになりました。道路の積雪と凍結を考えると、うんざりするからです。 以前私は、実家のある上市町から通勤しており、夏場でも通勤に1時間近くかかっていました。これが、冬になると2時間近くになり、朝、まだ真っ暗なうちに家をでていました。私が通勤に使っていたルートでは、凍結で道がガタガタになりラッシュ時には全く車が動かないこともありました。この“冬の雪道の通勤”がイヤで、会社に近いところにアパートを借りたほどです。昨年結婚して新居を選ぶ際にも、会社に近いだけでなく、そのアパートの駐車場が、除雪が楽そうであることがポイントでした。 こんな自分でも、子供の頃は、今ほど冬は嫌いではなく、むしろ冬が好きで、雪だるまやかまくらなども作って遊びました。また、スキーにもよくいきました。スキーの腕前は別として、滑るのは結構好きでした。今から思えば自分の背丈ほど道路の脇に雪があったような気がします。 雪を楽しむほうが 「地球温暖化」が問題になっていますが、富山県のデータでも、1961年からの30年間と1971年からの30年間の「平年累計降雪量」を比べると、432pから360pと、72pも少なく、また最深積雪も80pから69pへと11pも少なくなっているそうです。数値的にも「温暖化」は進んでいるようです。 最近の実感でも、それほど雪が降らなくなり通勤はたしかに楽になりました。と言いながら、勝手なことを言うようですが、なんとなく物足りなさもあります。今年の年末年始にもあまり雪がなく行動するには非常によかったのですが、なんか正月っぽくない、と感じてしまいます。 「雪の富山」が避けられないとしたら、いっそ覚悟を決めて、雪に親しむことを考えたほうがいいかもしれませんね。スキー場にも、もうずいぶん行っていませんが、たまにはカミさんと一緒に出かけて、スノーボードでも始めてみようかと思っているところです。 ちなみに、昨年夏から、我が家はすっかり「温暖化」しています。