コレに注目!
技術部敷設課 ハンドルネーム ジャズのソムリエ(20代後半・男性)
2月14日はバレンタインデー。カップルで過ごされる方、家族と一緒に過ごされる方、はたまた一人で過ごされる方、様々だと思いますが、BGMがあればその場の雰囲気がよりいっそう盛り上がるような気はしませんか?そこで…、 ジャズのスタンダード・ナンバーとして知られているこの曲。歌詞を要約しますと「あなたは大して格好いいわけでもなく、気のきいたことを言ってくれるわけでもない。だけど髪型を変えたりしないで、今のままずっとそばにいて欲しい。それだけで毎日がバレンタインデーのようになるから・・・」というなんとも甘い歌詞がついています。 古くはリタ・ヘイワースやフランク・シナトラから現代まで多くの名演奏がありますが、その中からバレンタインデーに、状況別おすすめバージョンが入っている、もってこいのアルバムをいくつか紹介しましょう。
暖炉の傍でお酒を片手に マイルス・デイビス アルバム「クッキン」 レッド・ガーランドの明るく美しいメロディー。マイルス・デイビスの渋いラッパの音色。暖炉の傍のロッキング・チェアに腰掛け、ワインを片手に・・・みたいなシチュエーションがピッタリはまる演奏です。風呂上りのビールももちろん最高ですが、たまには音楽を流しながらワイングラスを傾けるのも一興かと思います。
最愛の人と二人で チェット・ベイカー アルバム「チェット・ベイカー・シングス」 なんといってもチェット・ベイカーの美しい歌声に尽きます!!男の私もとろけてしまいそうな歌声で二人のムードを盛り上げてくれること間違いなしです。 余談ですが、昔こんな風に歌えたらなぁと車の中で歌ったりしたこともありましたが、似ても似つかない結果に終わりました。(ちなみにバレンタイン向けではないのですが、マット・デイモン主演の映画「リプリー」では彼がチェット・ベイカーの真似をして歌うシーンがあり、なかなか面白いですよ。)
一人で過ごす方は・・・ ビル・エバンス/ジム・ホール アルバム「アンダーカレント」 ピアノとギターの両巨匠のデュオ演奏です。二人が生む音の空間に少しの寂しさを感じながら、音がぶつかり合い、そしてだんだんと調和し、スリリングに発展していく様は聴いていてドキドキして、これから何かが起きそうな期待感が抱けます。うまく表現できないですが、来年のバレンタイン・デーにむけて、野望をもった男性が聴くのにピッタリ(?)な感じがします。
家族みんなでのんびりと スティング アルバム「スティング・アット・ザ・ムービーズ」 市川染五郎氏と宮沢りえさん主演の映画「阿修羅城の瞳」で使われているアレンジ。ロック、ジャズ、ポップ等様々な要素が取り入れられながら1つにまとまっている演奏は、まるで親子、兄弟が集い、楽しく団欒しているようです。こたつを囲んでのんびりと暖かい中で、家族でチョコレートをつまむなんてのもいいですね。
"My Funny Valentine" 「マイ・ファニー・バレンタイン」とは・・・ 1937年にリチャード・ロジャース&ロレンツ・ハートにより作詞・作曲され、ミュージカル『ベイブス・イン・アームス』で発表されたショー・チューン。代表的なジャズ・スタンダードの楽曲でもある。ヴォーカル・トラックとしてもカバーされているが、マイルス・デイヴィス等によりインスト・トラックとしてもカバーされている。 (ウィキペディア フリー百科事典より引用)
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