社会人として新たなスタート
平成21年度新入社員 山本 正樹
社会人として新しいスタートをきり1ヶ月が経ちました。毎日新しい考え方や知識を吸収することができ、充実した生活をしているように思います。そんな中、学生時代との大きな変化を感じるのは、時間の使い方です。学生時代であれば時間に縛られず、自由な時間が多くあり、予定も立てないで行動することもありました。しかし、社会人になって仕事と睡眠の時間を考えると、自分のために使える時間は平日であれば3〜4時間と、あとは休日だけ。この限られた時間をより有意義に使おうという気持ちが強くなりました。また、休日に何しようかと考えるのがとても楽しみにもなりました。 そして社会人になって2度目の休日、ゆっくり寝ていたいという気持ちもありましたが、父親に竹の子採りに行かないかと誘われ、山などへ行くことが好きな僕は気分転換も兼ねて、山へ竹の子採りに行ってきました。 人生初の竹の子採り。まず困ったのは、自分で簡単に竹の子が見つけられないこと。竹の子の頭が地面から2,3センチちょこっと出ているのを目と足の感覚で探しますが、竹の葉に覆われていて初心者の僕にはなかなか見つけられません。「ここにある」と言われたところを掘るばかりです。自分で見つけた竹の子を掘りたい、という気持ちが強くなり、とにかく手探りで必死に探しました。 仕事と私生活にメリハリ 休憩中にちょっとしたコツを教えてもらうと、最初よりは簡単に見つけることができました。それからは汗だくになりながら山の中を歩き回って、竹の子採りを楽しんでいました。天候にも恵まれ、思っていたよりも歩きやすい山だったので、疲れも感じずあっという間に時間が過ぎていきました。また、山の匂い、虫や鳥の鳴き声、そして風で揺れる竹の葉の音がとても心地よく、とてもリフレッシュできました。次は、竹の子採りだけでなく、山菜採りにも挑戦したいと思いました。 社会人となり気をはって生活することが多くなっていますが、休日は物事を忘れて何か没頭できることを見つけ、仕事と私生活にメリハリをつけて、心にゆとりを持って行動していきたいと思います。そして一日も早く一人前の社会人になりたいです。