私は仕事が終わると毎日、会社の「大浴場」でゆっくりと風呂に入り、疲れをとってから帰宅します。製造業という仕事柄、一日作業をすると体が汚れてしまいます。妻に気を遣って、会社で風呂に入るのが日課となりました。

　本当は、家でゆっくり、2歳半になる娘と毎日でも一緒に風呂に入りたいのですが。
　娘は最近ようやくいろんな言葉を覚え始め、今日あった出来事や、保育所の友達の話など、いろんな事を話してくれます。いろんな歌も上手に歌えるようになってきました。
　私は通勤・帰宅に時間がかかる為、娘が起きる前に家を出て、娘が寝てから帰宅する事が日常茶飯事で、起きている娘の顔を見るのが一週間ぶりという事も何回かあります。休日は日々のコミュニケーション不足を解消しようと朝から晩までずっと一緒に遊び、一緒に昼寝をし、そして風呂にも一緒に入りたいと思っています。これが休日の楽しみの一つです。

パパの想いは届かず？

　ところが、毎日妻と風呂に入っている娘は最近、「一緒にお風呂入ろうか？」と尋ねても、「パパいや！ママと入る！」と言って、なかなか一緒に入ってくれません。妻も毎日風呂に入れるのは大変らしく、「休みの日くらいはパパと入って」と娘に言ってくれるのですが、娘がなかなか首を縦に振ってくれなくていつも困っています。

　今は考えられませんが、娘が「もうパパとは風呂に入らない！」という日がいつやってくるかわかりません。その時には父親らしくきっぱり「わかったぞ。」と言ってやれる様、今のうちに娘と風呂に入る貴重な時間を大切にし、目一杯楽しみたいです。
　ちなみに4月26日はよ（4）い風（2）呂（6）の語呂合わせから「よい風呂」の日。親子で風呂に入って親子の会話を深めたり、家族同士ふれあいを促したりすることを目的として制定されたそうです（※『366日の旅』HPより抜粋）。たまには、家族と一緒に風呂につかり、会話に花を咲かせるのもよいかもしれません。