コレに注目!
総務部庶務課 ハンドルネーム riverbook(30代・男性)
皆さんは「お好み焼き」に対して、なにか”こだわり”がありますか?私は、お好み焼きを前にすると、なぜか、ついムキになる自分がいます。思い返してみると、幼い頃に父親と一緒に近所の銭湯へ行った帰りに、鉄板焼きのお店に寄り一緒に食べた思い出が、どうも、私がお好み焼きにこだわるルーツのようです。風呂上がりの小腹が空く頃に、好きなトッピングを選んで、生地や具材をかきまぜ「じゅわー」っと焼き上がるのを待つ時間が、2人にとってなんとも至福の時間でした。 大きくなってからも、いろんな形に焼いてみたり、一緒にいる友人とお好み焼きをくっつけてみたり…。今考えると、他愛のないことをしていたとは思いますが、「お好み焼き」だからこその楽しみだと思います。 社会人となり、たまたま寄った店に「焼き方講座」みたいな冊子が置いてあり、それを参考に幼い頃のこだわりを思い出して作ってみたところ、見事大当たり。本当においしかったのです。 具は様ざま、あなたは何派? ポイントは「焼き時間」と「生地の広げ方」。専門店ではこれを守れば、大方満足な出来になります。 まず「焼き時間」ですが、私は入店して適温であれば生地を広げて5分。返して5分にします。ただし実は、お店や鉄板台によっても変わります。どんなに焼き時間を守っても、熱のムラがある鉄板だと、どうしてもうまく焼き上がりません。コンロ式、電熱式どちらもクセがありますので、鉄板の上に手をかざして一番熱い場所を探してみてください。 「生地の広げ方」は薄く広げず、2cm程度の厚さがあればふっくらと焼き上がります。薄いと熱が伝わりすぎて水分が落ち、具材や生地の旨みが失われます。また、広げた後は上からヘラを押し付けたりせず、返すまで動かさないことで生地の中の熱ムラを防ぎます。 トッピングの具材も、今では専門店でもたくさんの種類がありますが、私のおすすめをいくつか紹介いたします。「カロリーは気にしない」そんな時は、自分だったら迷わず「餅+チーズ」を選びます。肉類を入れるとチーズと合いません。また、「スパイシー派」の方へは「カレー+牛筋」「キムチ+イカ」など、生地を変化させるのがお勧め。食べる際はソースを少なめにするのをお忘れなく。「ヘルシー派」の方は、専門店によっては「ネギお好み」でポン酢で食べるというのもあります。そもそも、ヘルシーなお好み焼きは無いかもしれませんが(笑)。 ここまで書いておきながら私はまだ、家庭で作ることには挑戦していません。正直、準備も焼くのも凄く手間がかかるからです。機会があればってところです。 今度は皆さんも、ご家族やご友人との席で、皆を唸らせる一枚に挑戦してみませんか?